茨城空港に広島・隠岐のチャーター便 FDAが5月運航
茨城県は茨城空港と広島空港、隠岐空港(島根県)をそれぞれ結ぶチャーター便をフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が5月に運航すると発表した。クラブツーリズムが同社便を使った2泊3日のツアーを発売した。まん延防止重点措置法の全面解除が決まり、旅客需要に明るさが戻った形だ。

茨城空港で広島方面のチャーター便は2年3カ月ぶり。5月18~20日と24~26日の日程で安芸の宮島と出雲大社を巡る商品、道後温泉やしまなみ海道を巡る商品を選べる。隠岐方面のチャーター便は2021年10月に続いての運航。5月21~23日の日程で隠岐の島を巡る。現地ではバスを使い、国のワクチン・検査パッケージが適用される。
茨城県はスカイマークから4月1日~5月8日に茨城空港を発着する定期便の計画について連絡を受けたことも発表した。1日1往復の福岡便と那覇便は全便運航だが、通常1日3往復となった神戸便、通常1日2往復の札幌便は平日に一部減便が生じる。同社は直近の需要を反映したとしており、路線別で回復にはばらつきがある。