栃木県、観光・外食促進策を再開 4月11日から

栃木県は17日、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が22日に解除されることを受け、解除後の対応を公表した。飲食店への時短要請や酒類の提供制限は解除する一方、イベントへの人数制限は一部継続する。経済活動の再開に向け4月11日から観光、外食の促進策を再開することも発表した。
無症状者向けの無料PCR検査は期間を4月10日までに延長した。ワクチン接種体制では金曜と土曜に予約が多いことから、宇都宮市と小山市の県営会場で金、土曜日の予約枠を広げる。
4月11日からは、中断していた観光促進策「第2弾県民一家族一旅行」を再開する。期間は5月のゴールデンウイーク前まで。以前は隣県の県民も利用できるようにしていたが、今回は県民を対象とした。
「Go To Eatキャンペーン栃木食事券」も4月11日から新規販売を再開。利用期限も従来の3月末から5月22日までに延長する。
福田富一知事は「感染者数の減少傾向はゆるやかで、しばらく高いレベルで推移することが予想される」とし、「年度末で人が多く集まる機会が増えるが、細心の注意を払って行動してほしい」と呼びかけた。