三井不動産、南船橋駅前に商業施設 アリーナと相乗効果

三井不動産は17日、JR京葉線・武蔵野線の南船橋駅(千葉県船橋市)前で新たな商業施設を着工したと発表した。スーパーや医療モールなどが入る予定で、約5000平方メートルの広場も設ける。2023年冬の開業を目指す。近くで大型多目的アリーナの建設も進んでおり、相乗効果で一帯のにぎわいを増す。
船橋市から駅南口の市有地を活用する事業者に選ばれ、約1万7000平方メートルの敷地に2階建て約8000平方メートルの商業施設を整備する。同社がライフスタイルパーク型と呼ぶ生活に密着したテナント構成とし、物販・飲食やサービス約40店をそろえて周辺住民や駅利用者の来店を見込む。
同駅そばで三井不動産はMIXI(ミクシィ)と「LaLa arena TOKYO-BAY(仮称)」を建設中で24年春に開業予定。男子プロバスケットボールBリーグの千葉ジェッツふなばし(船橋市)の新本拠地として1万人を収容でき、コンサートなども開ける。グループの商業施設「ららぽーと TOKYO-BAY」とも近い。