ブルボン、菓子の外装をプラから紙に 贅沢ルマンドで
ブルボンは焼き菓子「贅沢ルマンド」の包装材をプラスチックから紙に変更した。新商品を含む同シリーズの2商品が対象で、これにより年間約35㌧のプラスチックの使用量削減を見込む。ブルボンが外装をプラから紙に変更するのは初めてとなる。

「贅沢ルマンド」と11日に発売した新商品「贅沢ルマンド バタースコッチキャラメル」に紙包装を採用した。デザインは従来のプラフィルムと同じで、賞味期限も10カ月で変わらない。コンビニエンスストアや量販店などで販売する。
同社はこれまでも脱プラの取り組みとして、プラ製フォークを紙製ピックに変えたほか、ストローとしても使用できるクッキー「コロネクッキー」の開発などを進めている。21年1月からは順次、一部商品でプラトレーを廃止したり、紙トレーを採用したりしており、今後は紙包装の採用も広げていきたい考えだ。