サイボウズと災害支援協定 横浜市社会福祉協議会
社会福祉法人の横浜市社会福祉協議会(横浜市)は17日、システム開発のサイボウズと災害支援で協定を締結したと発表した。災害が発生した時のボランティアの登録・派遣や寄付物品の受け入れ・配布に関してICT(情報通信技術)を活用した情報共有システムを構築する。今夏を目標にシステムの構築・運用を目指す。
横浜市社会福祉協議会は災害発生時に横浜市などとともに「災害ボランティア支援センター」を設置し、ボランティアや寄付の受け入れ・配布などの被災者支援をする。これまでは災害が発生してからボランティアのスキルや属性などを書類で把握してからデータ化していた。
平時からシステムを構築しておき、災害時に素早く対応できるようにする。ボランティアが事前登録できるようにするほか、被災者の相談記録や要望を把握・共有しやくする。