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石川・白山の「いちごファーム」改装 耐雪性能高める

電子機器の北菱電興(金沢市)が石川県白山市の山あいで地元の農業法人と運営するイチゴの摘み取り体験施設「いちごファームHakusan」が18日に改装開業する。2021年1月の大雪で栽培用ハウスが被害を受けたことから耐雪性能を高めた鉄骨のハウスを再建した。投資額は約6000万円。今シーズンは22年5月末まで開園予定だ。

同施設は18年に開業し、ハウスの広さは約1200平方メートル。同社が石川県立大学などと開発したマイクロ水力発電システムを活用し、ハウスの電力の7〜8割をまかなっている。ハウス内の設備を遠隔操作できるシステムも開発、導入しており、出先からでもスマートフォンなどで管理が可能だ。

白山地区では唯一のイチゴ摘み取り体験施設。1シーズンで5000人以上が来場したこともある。同社は「朝晩の温度差があるため、イチゴに甘みがある。みなさんに楽しんでほしい」としている。

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