塩沢信用組合、ZEHの住宅ローン金利を年0.3%優遇
塩沢信用組合(新潟県南魚沼市)は、エネルギー消費を実質ゼロにする「ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」を建設する際の住宅ローンの借入金利を年0.3%、18歳未満の子ども1人につき年0.05%(最大0.3%)優遇する。新潟県の気候に適した高い断熱性を持つ住宅「新潟県版雪国型ZEH」の普及や子育て世帯の移住促進につなげる。

18〜39歳限定の住宅ローン「家庭円満51」の金利を優遇する。借入限度は最高5100万円で借入期間は最長51年。通常の借入金利は全期間固定の年間2.2%で、条件を満たせば最大0.6%の優遇となる。返済方法は無料で10回まで見直せる。提携する地元建築業者の施工が条件となる。
16日には、同組合が主催する「新潟県版雪国型ZEH」「子育て応援」普及促進大会が南魚沼市の塩沢公民館で開かれた。大会には県環境局長の玉木有紀子氏や地元建築業者らが参加。組合と提携する建築事業者に認定証が交付され、県からは雪国型ZEHへの支援内容の説明があった。
同組合は9月に名称を「ゆきぐに信用組合」に変更し、小千谷市や十日町市全域、長野県栄村に営業地区を拡大する。
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