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千葉銀行と銚子信用金庫が地方創生で大臣表彰

千葉銀行は新型コロナウイルス下で体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)を装着したまま患者を搬送できる「エクモカー」を寄贈するなどした取り組みが「地方創生に資する金融機関等の『特徴的な取組事例』」として内閣府特命担当大臣の表彰を受けたと発表した。

エクモカーは日本財団と共同で千葉大学医学部付属病院に寄贈した。コロナ患者向けには研修施設も臨時の医療、宿泊療養施設として千葉県に無償で開放した。こうした取り組みが地域医療体制の充実や住民の健康と安心などに貢献したと評価された。

エクモカーは2022年12月末時点で計12回出動した。今後は重症患者の搬送に加えて災害現場や救急現場での「走るER(救命救急室)」としての利用も期待されるという。研修施設は22年12月末時点で計858人が利用した。

銚子信用金庫(千葉県銚子市)も廃校活用について評価され、表彰された。千葉県東庄町で廃校した小学校の利活用を支援した。同町は小学校5校を1校に統合し、廃校活用が課題だった。

2校はそれぞれ介護施設とコワーキング施設となり、銚子信金が事業者の補助金申請や融資、建設業者などのビジネスマッチングを実施した。地域課題解決と雇用創出への取り組みが評価された。

介護施設は全46室が満室となり、近隣からの移住者もあり人口増に寄与した。

コワーキングスペースも好調で、利用者のうち2人が移住者という。校舎内の一部に飲食店を開業し、5つの事業者が日替わりで営業している。

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