OKIエンジ、群馬・伊勢崎市に車載部品の試験センター

OKI子会社のOKIエンジニアリング(東京・練馬)は16日、車載部品の耐久性試験を手掛ける「eモビリティテストセンター」を、群馬県伊勢崎市に開設したと発表した。車載カメラやセンサー、大型部品などの耐久性試験を外部の部品メーカーから受託する。
OKIの電線子会社の工場内にあった既存のテストラボの面積を2倍に拡張し、約3億円を投じて最新設備を導入した。正社員5人、派遣社員1人が業務にあたる。耐性評価の能力は拡張前と比べて1.4倍に増強されたという。電気自動車(EV)や自動運転技術などの普及に対応した試験設備をそろえ、拡大する需要に対応する。
電動化や自動運転、ネット接続など「CASE」と呼ばれる潮流に対応するため、自動車はセンサーやカメラの搭載が増えている。これらの部品は車外に露出していることも多いため、温度変化や圧力、腐食などへの耐性評価のニーズが高まっているという。
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