岡山の井原精機、脱自動車依存へ事業多角化
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自動車部品の製造を手掛ける井原精機(岡山県井原市)が事業の多角化を進めている。技術を転用し、耐久性の高い消毒液スタンドを初の自社ブランド製品として発売。ものづくりの知見を強みに工場へのロボット導入を助ける事業も本格化した。若者の車離れや電気自動車(EV)シフトで自動車部品だけでは生き残りが難しくなる中、持続的な成長を図る。
井原精機は1944年の設立で、2021年3月期の売上高は114億円。自動...
自動車部品の製造を手掛ける井原精機(岡山県井原市)が事業の多角化を進めている。技術を転用し、耐久性の高い消毒液スタンドを初の自社ブランド製品として発売。ものづくりの知見を強みに工場へのロボット導入を助ける事業も本格化した。若者の車離れや電気自動車(EV)シフトで自動車部品だけでは生き残りが難しくなる中、持続的な成長を図る。
井原精機は1944年の設立で、2021年3月期の売上高は114億円。自動...