第一印刷所やNTTコム、新潟市でAR アートなど表示

第一印刷所(新潟市)やNTTコミュニケーションズなどは、新潟市中心部の各所で拡張現実(AR)コンテンツが楽しめる企画を始める。新潟駅や古町、万代島など計15カ所にQRマーカーを設置。スマートフォンで読み取るとアート作品や動物などのARコンテンツが表示される。市民や観光客に、現実と仮想空間が融合した新たな体験を提供する。
20日から3月31日まで「にいがた2kmバーチャルウォーク」を開催する。第一印刷所とNTTコムのほか映像制作のプロメディア新潟(同)、新潟コンピュータ専門学校が連携して実施する。一部ARコンテンツは専門学校の学生が制作した。
QRマーカーを読み取るとスマホの画面を通じて街中に3Dの動物が出現したり、デジタルアート作品を閲覧できたりする。マーカーは新潟市の都心エリア「にいがた2km」周辺の施設などに設置する。
同イベントは2022年度の新潟市XRコンテンツ実装事業補助金の採択事業。市ではARや仮想現実(VR)などを活用し、新しい体験や経済活動の場の提供を目指している。
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