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アンコウの素材をプリンに 北茨城の旅館が福島に出店

コロナ禍による宿泊客の減少に対応し、茨城県北茨城市の温泉旅館「まるみつ旅館」がアンコウに多く含まれるコラーゲンを素材に使ったプリン専門店を福島県いわき市に出店した。2020年5月に旅館で販売を始めた「あん肝ラーメン」に続き、北茨城特産のアンコウをデザートにも応用し多角化を進める。

まるみつ旅館の武子社長㊨が兄と協力して開店した(福島県いわき市)

「4時間プリン」という店名で15日、テスト開業した。25日から本格オープンする。プリンにはアンコウ由来のコラーゲンのほか、いわき市産の卵と北海道産の厳選生クリームを使用。中身のクリーミーな味に加え、購入後4時間は表面のカリカリした食感をおいしく楽しめる。1個389円から。賞味期限48時間のプリンも用意した。

表面のカリカリした食感と中身のクリーミーな食感を楽しめる

社長の武子能久さんは「旅館の客足は当面、元に戻りそうにない。通年で収益を上げられるよう多角化にかじを切る」と話す。同旅館は今も団体客が戻らず、アンコウ料理の端境期とあって苦戦が続く。武子さんは旅館に併設した「あんこう研究所」で20年にプリンを開発。共同経営する兄と協力し、北茨城に近いいわきに出店した。

旅館の宿泊客に貸し出していた車両をプリンの宣伝に活用する

来店した女性客らからは「看板が目に付いて訪れた」「美容によさそう」との声が出ていた。まるみつ旅館は今後、茨城でも水戸市やひたちなか市で出店する計画だ。

20年に提供を始めたあん肝ラーメンは東京・銀座にある茨城県のアンテナ店でも販売されている。海外では香港のバイヤー向けに輸出が決まり、東南アジアでの販路拡大も目指す。

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