島根の道の駅、愛媛の武道館 県産材の活用進む
データで読む地域再生 中国・四国
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国産木材を公共建築物に活用する動きは中四国でも広がっている。建物の主要部に木材を使った公共施設の割合(木造率)で、島根県は2015~20年度の平均が22.5%と中四国で最も高い。県産材の活用指針を設け、林業の大切さを教える「木育」に取り組む自治体も多い。地元の資源を「脱炭素の地域づくり」に生かそうとしている。
国は10年に公共建築物木材利用促進法を施行し、役場や学校など公共施設の木造化を促してき...

人口減少、産業活性化など課題解決に取り組む地域の姿を「データで読む地域再生」として掲載しています。これまでのテーマはこちら