千葉県、旅行・飲食支援策を継続 県内消費を喚起
千葉県は県内の飲食店で使えるプレミアム付き食事券と観光振興策「千葉とく旅キャンペーン」の利用期間を延長すると発表した。いずれも3月末までを予定していたが、食事券は5月末、旅行支援は6月末まで使えるようにする。新型コロナウイルスの影響が続く観光・飲食業への支援を続け、県内消費の喚起につなげる。
食事券の価格は1万円で、県内飲食店のうち厳しい感染対策を講じた「認証店」限定は1万2500円分、基本的な対策を満たす「確認店」と認証店向けは1万2000円分の食事に使える。物価高対策もあって2022年12月から実施してきたが、約81万セットとしていた販売数を40万セット増やし、期限を延ばす。
認証店制度は3月末で終了して確認店に移り、確認店制度も5月7日で終了するが、食事券は同じプレミアム率で約7300店で使える。電子クーポンとしてLINE(ライン)で購入できる。
とく旅キャンペーンは国の全国旅行支援の千葉版で、旅行商品の料金から1人1泊当たり最大5000円を割り引くほか、飲食や買い物に使えるクーポン券が付く。県はクーポンに2000円を独自で上乗せしていたが、3月末で終了して提供されるクーポンは平日2000円、休日1000円となる。利用は4月29日〜5月7日を除く。

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
-
【よく読まれている記事】
- 新型コロナウイルスは体内にいつまで残るのか
- 「コロナに決してかからない人」はいるのか?