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似合う眼鏡をAIが提案 ジンズが全店で新サービス

眼鏡店「JINS」を展開するジンズホールディングスは16日、人工知能(AI)が眼鏡選びを支援する新たなデジタルサービスをオンラインショップと約430ある国内全店で始める。インターネットと実店舗の垣根をなくして効率の良い購買体験を提供する「OMO(オンラインとオフラインの融合)」を眼鏡販売に本格導入する。

AIが眼鏡選びを支援するのは「JINS BRAIN(ジンズブレイン)2」。顧客の顔を判別してどれだけ似合うかを判定し、店頭やオンラインの在庫から似合う商品をランキング形式で提案する。

16日から、探している商品の陳列場所を店舗マップで示す「棚NAVI(ナビ)」も導入する。ネットで事前に商品を選んだ顧客が実店舗で見つけやすくする。ジンズブレイン2と棚ナビは店頭に設置されたタブレットや顧客のスマートフォンで利用できる。

このほか、店内に置くタブレットの画面上で自分の眼鏡を掛けたまま別の商品をバーチャルで試着できる「MEGANE on MEGANE(メガネ・オン・メガネ)」を国内全店に導入する。従来は都内の1店だけ導入していた。

ジンズは眼鏡がどれだけ似合っているかをAIで判定するジンズブレインを2016年に導入した。今回のジンズブレイン2ではAIの精度を向上させた。

新型コロナウイルス禍などを受け、ジンズではオンライン販売が伸びている。20年のオンラインでの売上高は15年に比べて3倍以上になっているという。このため、OMOと呼ばれるマーケティングを本格化する。

ジンズは47都道府県のショッピングセンター内などに434店(8月末時点)を展開している。

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