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佐渡金銀山に新穂銀山跡を追加 佐渡市長「活用進める」

文化審議会が17日、「新穂銀山跡」(新潟県佐渡市)を国史跡「佐渡金銀山遺跡」(同)に追加指定すると答申したことを受け、佐渡市の渡辺竜五市長は「地元住民との連携を深めながら、地域の宝である文化財の更なる保存活用を進める」とコメントした。

新穂銀山跡は、中世期の採掘形態である露頭掘り跡が広範囲に数多く分布していることが特徴で、周辺には関連する在地領主の城館跡、鉱山集落跡、古道、寺社などの文化財が点在している。

渡辺市長は「戦国時代末期に坑道掘りが導入される以前の佐渡の鉱山形態を知るうえで、極めて重要な遺跡」と指摘。追加指定について「新たな地域資源の活用という点でも、非常に意義がある」と強調した。

佐渡金銀山 近世から近現代にかけて国の財政を支えた国内最大の金銀山。佐渡奉行所跡や大規模な露頭掘りの跡である道遊の割戸、御料局佐渡支庁跡など7か所の遺跡が1994年に国史跡として指定された。その後、鶴子銀山跡、相川金銀山跡、西三川砂金山跡などの関連遺跡が順次、追加指定されてきた。
今回は、佐渡島の東部、国府川流域から大野川流域にまたがる標高約100~400メートル付近の山中に位置する鉱山跡である「新穂銀山跡」について追加指定した。新穂銀山跡では16世紀後半には採掘が始まっていたと推測され、17世紀前半に最盛期を迎えた。明治時代以降、民間による探鉱なども進められたが有望な鉱脈は見つからず、現在、採掘は休止している。
追加指定地(195万8314平方メートル)が加わり、面積は707万1926平方メートルに広がった。

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