/

横浜・林市長、15日に出馬表明 IR是非が最大の争点に

横浜市長選2021

任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)で、現職の林文子市長(75)が4選を目指して出馬する方針を固めた。15日、表明する。争点となるカジノを含む統合型リゾート(IR)については従来通り「誘致推進」の立場で臨む。

今回の市長選は、小此木八郎前国家公安委員長(56)、立憲民主党が推薦を決めた横浜市立大元教授の山中竹春氏(48)、元長野県知事の田中康夫氏(65)ら8人が出馬を表明しており、混戦模様だ。大半の立候補予定者はIR誘致に反対している。

出馬要請を受けた林市長(14日、横浜市)

前回の市長選で林氏を推薦した自民党横浜市連は、今回は自主投票にすることを決めた。IR誘致反対の小此木氏と誘致推進の林氏をそれぞれ支援するグループがあり、自民党は分裂選挙となる見通しだ。

一方、企業や団体の代表らでつくる「林文子市長の再選をめざす横浜市民の会」が14日発足し、市内のホールで林市長に出馬を要請する文書を手渡した。参加した横浜商工会議所の坂倉徹副会頭(サカクラ社長)は「総意として林市長を推薦することを決めた」と語った。

これに対し、林氏はIR誘致反対の立候補予定者が相次いでいることについて「将来の発展のためIRはやるべきだ。丁寧に説明すれば市民に理解してもらえる」と指摘。出馬要請については「大変感激した。深く考えさせていただきたい」と述べるにとどめたが、複数の関係者によると15日に出馬を表明するという。

林氏はBMW東京社長、ダイエー会長兼最高経営責任者(CEO)などを経て2009年の市長選で旧民主党の推薦を受け初当選した。13年の市長選では自民、公明両党の推薦も得て再選した。

17年の市長選ではIR誘致について「白紙」としたが、当選後の19年8月に誘致を表明し、市議会などで「民意を問うていない」と反発が広がった。林氏にとって今回が明確にIR誘致推進を掲げる初の市長選となる。

自民党横浜市連は6月、多選などを理由に林氏に対し支援しない方針を伝えたが、当時閣僚で県連会長だった小此木氏が出馬会見で「IR誘致中止」を突然打ち出したため、誘致活動を主導してきた市連は混乱に陥った。度重なる協議の結果、小此木氏への推薦は見送る一方、林氏を支援しても処分はしない方針を決めた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン