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後発薬のダイト、製剤工場建設へ 製造受託増に対応

医薬品製造のダイトは14日、富山市に製剤の生産設備の「第十製剤棟」を新設すると発表した。新設によって、薬の成分を加工し医薬品にする製剤の生産能力は最大30%上昇するという。後発医薬品や受託品、一般用医薬品など幅広く製造する。後発薬の需要や、新薬などで大手製薬会社からの製造受託が増加していることに対応する。

投資額は約60億円で7月の着工を予定する。完成は2023年10月を想定する。建物は鉄骨造りの6階建て、延べ床面積は約1万111平方メートルになる。稼働は24年4月を見込み、建物の2階分を使用し生産を始める。約3100パレットの自動倉庫も設け、将来の増産に備える。

米国への製剤輸出を目指し、倉庫の保管温度も20~25度と同国の基準をあわせたという。大津賀保信社長は「21年末に米食品医薬品局(FDA)の査察も要望した」と話し、22年内の抗リウマチ剤や抗がん剤といった高薬理活性製剤の米国輸出を目指すとした。

同日発表した21年6~11月期の連結決算は純利益が前年同期比15%増の27億円だった。消炎鎮痛剤や食道炎の治療剤などの後発薬向けの原薬が伸びた。製剤では血圧降下剤など自社開発の後発薬、高薬理活性製剤のほか、新薬や長期収載品の製造受託の販売も堅調だった。

日医工や小林化工(福井県あわら市)などの不正を受けての後発薬の供給逼迫もあり、大津賀社長は「注文が予想以上に増えた」と話した。

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