埼玉りそな銀行、浦和レッズ元選手のラーメン店に融資
埼玉りそな銀行は16日、サッカーJ1の浦和レッズなどに在籍していた元選手のラーメン店開業資金として1000万円を、起業などを支援する融資商品「埼玉りそな創業応援ファンド(ローン)」を通じて融資したと発表した。2022年に創業支援で連携を強化した日本政策金融公庫も1000万円を協調融資し、融資額は計2000万円になる。
今回の融資は同ファンドの第1号案件。2018年にサッカー選手を引退し、セカンドキャリアとしてラーメン店開業を目指している盛田剛平氏が経営する運営会社に融資する。調理は店長が担い、盛田氏は味のプロデュースなどをする。JR宮原駅(さいたま市)周辺で2月の開業を予定している。
埼玉りそな創業応援ファンドは信用保証協会の保証を付けないプロパー融資。融資期間は原則5年以内で、融資額は個別に決める。同行はプロパー融資で県内の起業を促し、地域経済の活性化につなげる。
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