成田・羽田空港の年末年始の出入国者数、計89万人
東京出入国在留管理局は13日、成田空港と羽田空港の年末年始期間(2022年12月23日~23年1月3日)の出入国者数(速報値)を公表した。成田空港は約55万人、羽田空港は約34万5千人だった。2年前は成田が約3万6600人、羽田が約1万5900人で、それぞれ大幅に増えた。新型コロナウイルス禍前の3年前には届かなかった。
21~22年の年末年始はコロナ感染拡大で利用者数が少ないとして、出入国者数を集計していなかった。公表は2年ぶり。
成田の出国者数を渡航先別にみると、首位は米国の5万4800人で、韓国(5万1200人)や台湾(2万7600人)が続いた。コロナ禍前に多数が入国した中国(香港)は1万8900人にとどまった。
羽田の出入国者数は日本人が約15万人で全体の約4割を占めた。例年は5割を超えることが多く、担当者は「日本人の国際線利用が少なかった」とみている。
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