「どうする家康」で浜松盛り上げ ラッピング電車など
静岡県が主要な舞台となるNHKの大河ドラマ「どうする家康」と連携したイベントや取り組みが、浜松市周辺で相次いでいる。天竜浜名湖鉄道(天浜線、浜松市)は番組関連のラッピング電車を運行。市内企業は番組ロゴの入ったマスクや地ビールを販売する。

天浜線のラッピング電車の通常運行は8日から始まった。先立つ7日には静岡県の川勝平太知事や沿線自治体の首長らも参加して出発式を行い、臨時列車も運行した。沿線には家康の嫡男・信康の悲劇の舞台となった二俣城など見どころが多い。22日まで定期的に運行、その後も随時運行する。

番組ロゴ入りマスクを作成したのはROKI(浜松市)。自動車用フィルターの技術を用いてマスク事業に進出、イベントで徳川の家紋「葵(あおい)の御紋」入りマスクを提供した。番組ロゴ入りマスクは7枚入り580円で、20日からオンラインで販売するほか22日にプレオープンする浜松城東隣の大河ドラマ館で売る。
浜松倉庫(浜松市)グループの浜松アクトビール・コーポレーション(同)は番組ロゴ入り「はままつビール」を販売する。5種類を用意し、20日から市内の地ビールレストラン「マイン・シュロス」で、22日からは大河ドラマ館で扱う。

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