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JR木次線、桜イメージのラッピング列車登場

島根県などを走るJR木次線の活性化へ13日、沿線の「桜」をイメージしたラッピング列車が運行を開始した。4両ラッピングする予定の第1弾。同日、同県雲南市の木次駅でお披露目の式典が開かれ、園児の「出発進行」の合図で発車した。

完成したラッピング列車は「きすきいろ」と名付けられた黄色と、桜をイメージしたピンクのツートンカラー。桜の木やキャッチコピーである「次へつなごう、木次線。RAIL is BATON」などの文字も車両に描かれている。

他にたたら製鉄の「たたら」や「神話」、「棚田」をイメージしたラッピング列車も計画されていて、完成次第、21日までに順次投入する予定だ。事業費は沿線自治体などで構成する木次線利活用推進協議会が負担する。

JR西日本によると、2021年度の木次線の輸送密度(1キロメートル当たりの1日平均利用者数)は宍道(松江市)―出雲横田(島根県奥出雲町)が220人、出雲横田―備後落合(広島県庄原市)が35人で厳しい状態が続いている。人気のトロッコ列車「奥出雲おろち号」も老朽化のため23年限りで運行が終了する。13日の式典で雲南市の石飛厚志市長は「おろち号に代わる木次線のシンボルにラッピング列車がなってほしい」と期待した。

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