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顔認証・特殊船使い防災訓練 新潟県、柏崎原発巡り初

新潟県が東京電力ホールディングスの柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)で重大事故が起きた際の対応や手順を確認する原子力防災訓練が13日、全3日間の日程を終えた。3年連続の開催で、今年は顔認証技術や特殊船を初めて導入。約18万人に屋内退避を呼びかけるなど過去最大規模で実施した。

柏崎市では海から砂浜に直接上陸できる海上自衛隊の大型エアクッション艇(LCAC)を初めて使った訓練を実施した。この日は高波で危険との判断で海上避難は見送られたが、住民らは上陸したLCAC内に乗り、設備を確認した。妙高市の避難所では、受け入れ時に顔認証システムを初めて使った訓練を実施した。

花角英世知事は海上自衛隊の輸送艦「くにさき」内で記者団の取材に「今回の訓練を分析・評価し、課題への対応を考え対応力を上げていきたい」と述べた。海自舞鶴地方総監の伊藤弘海将は「連携の実効性の確認・強化ができた」と指摘。新潟県内でのLCAC運用は中越沖地震以来、約14年ぶり。「日本海側での運用実績は少なく、貴重な訓練機会だった」と述べた。

13日は柏崎、妙高、上越の3市など県内各地で実施した。避難訓練では、原発から半径5キロ圏内の予防的防護措置準備区域(PAZ)から約120人、その外側の半径30キロ圏内の緊急時防護措置準備区域(UPZ)から約230人が参加した。

午前9時過ぎのスマートフォンへの緊急通知や防災無線を合図に始まった。柏崎市や刈羽村などで震度6強の地震が発生し、運転中の柏崎原発7号機の炉心冷却機能が喪失。放射性物質が放出され、一時移転が必要な状況を想定して実施した。

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