静岡県、医療ひっ迫防止対策強化宣言 コロナ感染増加で - 日本経済新聞
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静岡県、医療ひっ迫防止対策強化宣言 コロナ感染増加で

静岡県の川勝平太知事は13日の記者会見で、新型コロナウイルスの第8波で政府が設けた「医療ひっ迫防止対策強化宣言」を発令すると発表した。県内の病床使用率が8割を超え、医療従事者の感染や自宅待機も増えていることから、医療機関に幅広く患者の受け入れを要請するなど対策を強化する。

宣言は感染が国の定める基準でレベル3(医療負荷増大期)になると、都道府県知事の判断で出せる。県によると発令は岐阜県に次ぎ全国で2番目となり、期間は2月10日まで。医療機関には通常の救急医療も維持するため、コロナ病床の入院対象者を中等症以上や基礎疾患などの重い患者にすることや、発熱外来でなくても検査や患者の受け入れなどを要請する。

県民にはオミクロン対応ワクチンの接種を促し、感染リスクが高い場所への外出を控えるよう求める。静岡市葵区のもくせい会館に開設したワクチンの大規模接種会場の開設期間を3月25日まで延長するほか、乳幼児のインフルエンザ予防接種費を助成する期間も2月28日まで延ばす予定だ。

宿泊費などを割り引く国や県独自の観光振興策は継続する。川勝知事は「今回は医師や看護師を救うためのお願いだ。検査キットを携行し、熱が出ればすぐに自宅で療養してほしい」と理解を求めた。

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