群馬県、マイナンバーカードの交付率向上へ促進策

群馬県の山本一太知事は13日の定例会見で、マイナンバーカードの交付率を向上させるための申請促進策を発表した。
11月中旬から12月末にかけて、県内各地の商業施設に「申請サポートブース」をのべ282回にわたって開設。無料で申請用の写真を撮影するほか、申請書の記入も手伝う。ブースを利用して申請した人全員に500円分のクオカードを配布する。またマイナンバーカードをすでに取得した人を対象に、県産の農畜産物などを抽選で1万人にプレゼントする。
群馬県のマイナンバーカード交付率は9月末時点で42.3%。全国平均の49%を下回り、都道府県別の順位は45位と低迷する。政府はマイナンバーカードの交付率が全国平均以上であることを、新たに創設する自治体向けの交付金の支給要件にする方針を示している。