コシダカHD、9~2月期の純利益18億円 通期も上方修正
カラオケ店「まねきねこ」などを運営するコシダカホールディングス(HD)が13日発表した2021年9月~22年2月期の連結決算は、最終損益が18億円の黒字(前年同期は16億円の赤字)だった。2月に発表した従来予想を1億円上回った。時短営業協力金の支払いが想定していたペースより早く進み、営業外収益が増加した。

売上高は前年同期比36%増の165億円。22年1月に発令された新型コロナのまん延防止等重点措置により客足は鈍ったものの、消費者の需要が底堅かった。22年2月末のカラオケ事業の国内店舗数は、21年8月期末比25店増加の584店舗だった。
同日、22年8月期通期の業績予想を上方修正した。連結最終損益を32億円の黒字(前期は41億円の赤字)と従来予想(31億円の黒字)から引き上げた。経常利益も引き上げた一方、売上高と営業利益は据え置いた。
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