東北のインフラツアー、宮城では復興のシンボル活用
データで読む地域再生 東北
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東北でもダムや橋、高速道路などを活用した「インフラツーリズム」が広がりつつある。福島県には「推進会議」が誕生し、宮城県では東日本大震災の被災地で、復興のシンボルを誘客に生かそうという動きがある。インフラツアーで訪れた観光客に地域の魅力を知ってもらい周遊を促す知恵も試されそうだ。
土木遺産の川の堤防を見学したり、ダムでカヤックを体験したりした後は、温泉地に向かう電車の運転体験を車両基地内で――。福...

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。