レオン自動機、純利益8%減 北米製パン事業の赤字響く
食品製造機械を主に手がけるレオン自動機が12日に発表した2022年3月期の連結決算は純利益が前の期比8%減の14億円だった。北米でのパンの製造販売事業で原料費や輸送費の高騰に値上げが追いつかず、北米・南米での食品製造販売事業が5億円の赤字となった。
連結売上高は19%増の265億円、営業利益は22%減の10億円だった。23年3月期は新型コロナウイルス禍の収束に伴い需要が回復し、価格転嫁も進めることで業績改善を見込む。連結売上高は22年3月期比で18%増の314億円、営業利益は2.3倍の25億円、純利益は47%増の21億円と予想する。