四国の街角景気、22年12月3.6ポイント低下
内閣府が発表した2022年12月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、四国4県の景況感を示す現状判断指数(DI、季節調整値)は49.1と、前月から3.6ポイント下がった。観光分野は好調である一方、各業界からコスト高を懸念する声が相次いだ。
家計動向では観光型旅館が「全国旅行支援の効果により集客は好調である」と回答。企業動向では「販売価格への転嫁がようやく追い付いたが、販売量は低調に推移している」(木材木製品製造業)、「値上げ幅が納得できるもの以外は売れない」(繊維工業)という声があがった。
2~3カ月後の先行きについての判断DIは、前月から0.8ポイント改善し47.4となった。調査は12月下旬に実施し、四国では88人から回答を得た。
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