IT導入補助金、岡山の7信金合同で事業者向けセミナー
岡山県内の7信用金庫は19日に、顧客事業者を対象に国の「IT(情報技術)導入補助金」の利用を促すオンラインセミナーを合同で開催する。参加受け付けを開始した。新型コロナウイルスのまん延化が危ぶまれるなか、IT導入を急ぐ県内事業者の経済的負担を軽減、「伴走型支援」を推進する。
同補助金は経済産業省や中小企業基盤整備機構が主導、4月に入り新規受け付けを始めた。これまでの補助率(2分の1)に加え、新たにコロナ対策のソフトや業務を対象にした補助率の高い(3分の2)枠ができた。申請の1次締め切りは5月14日。7信金はコロナ禍の中で対面説明は控え、オンラインで周知を図る。1県の信金がまとまってのオンライン事業は珍しいという。
セミナーは4月19日午後4時から7信金のほか、岡山県信用金庫協会や信金中央金庫岡山支店が加わって開催。同補助金の概要や要件のほか活用メリットを実例などで紹介し、申請や採択へのノウハウを伝授する。
同補助金には事業者のほか、ITツール導入を支援する経産省認定の「IT導入支援事業者」からの申請も必要。7信金はいずれも認定業者のリコージャパン(東京・港)と提携しており、同社の協力を仰ぐ。

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