/

台湾パイン味わって 岩手の花巻温泉、宿泊客に提供

台湾産パイナップルをビュッフェ形式の朝・夕食などで宿泊客に提供している(岩手県花巻市)

東北地方で最大級の温泉宿4館を運営する花巻温泉(岩手県花巻市)は、宿泊客の朝・夕食で台湾産パイナップルの提供を始めた。台湾では、主な輸出先の中国が3月に輸入を停止し、輸出向けが行き場を失っている。同社は新型コロナウイルス禍以前に多くの観光客を受け入れていた縁などから輸入を決めた。

輸入したパイナップルは6トン(約5000個)で、台湾の屏東県産。4月末に到着した際、コック約30人で一斉にカットして冷凍保存した。部屋食の佳松園を除き、宿泊客の朝・夕食がビュッフェスタイルの3館で提供している。

台湾産パイナップルが到着した翌日にレセプションを行い、安藤昭社長(右)らが試食してアピールした(2021年4月30日、岩手県花巻市)

安藤昭社長は「甘みが強く、芯まで柔らかくておいしい」とアピール。「東日本大震災で台湾は日本に多額の支援をしてくれた。今度はこちらがパイナップルを食べることが支援につながる」と話す。

台湾からの4館の宿泊客は、コロナ禍以前の2019年には約4万3000人に上ったという。「コロナ禍が収まったら、台湾から多くの観光客にまた訪れてもらえるようになれば」と期待している。

同社は今後、宿泊客以外にも味わってもらおうと、台湾パインを材料に使ったパンを開発して運営する「温泉ベーカリー」で販売する計画だ。台湾パインを宿泊客の朝・夕食向けとあわせ、7月中まで提供できる見通しという。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

東日本大震災10年

インフラ整備や産業・文化の復興、原発、防災、そして地域に生きる人々の10年とこれからをテーマにした記事をお届けします。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン