甲信越12月の街角景気、3カ月連続低下 コロナ再拡大で
内閣府が12日に発表した2022年12月の景気ウオッチャー調査(街角景気)によると、甲信越の現状判断指数(DI、季節調整値)は46.0だった。前月を3.5ポイント下回り、3カ月連続で低下した。新型コロナウイルスの感染が再拡大したことや、物価高の悪影響を受けたという回答が多かった。
2~3カ月先の見通しを示す先行き判断DIは47.3だった。前月を1.2ポイント上回り、3カ月ぶりに上昇した。現状と同様に厳しい状況が続くとの声が多い。一方で「給料も多少は上がっていく傾向にあり、春先に期待している」(商店街)、「円安が止まり、海外展示会へ出展できる状況になった」(宝石・貴金属の製造業)など景況が上向くとの判断もあった。
関連キーワード