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釣り糸製造のサンライン、接着材不要の接着技術開発

釣り糸製造のサンライン(山口県岩国市)は、接着剤や薬剤を使わずに難接着性素材のシリコンゴムを高速で強固に接着する技術を開発した。大気圧プラズマガスを照射し、ゴムの表面を改質させて接着する。接着面に薬品などを塗らず、安全性が高いため、同社は医療やヘルスケアなど幅広い分野での活用を期待している。

シリコンゴムは生体組織への反応が小さく、乳児用品や医療器具などに利用されるが、接着しにくい。従来は表面を薬品などで下地処理して接着剤を使っていたが、接着に時間がかかり、安全性にも課題があった。サンラインが開発した方法は特定のプラズマガスを照射した面を貼り合わせるだけ。加熱・加圧も不要で、ゴム同士が瞬間的に接着する。

釣り糸で国内シェアトップのサンラインはプラズマ技術を活用し、表面改質による釣り糸の品質向上のほか、他産業での応用に向けた受託加工や共同開発に取り組む。

同社は様々なガスを大気圧下で安定的にプラズマ化する技術を持つ。シリコンゴムの表面改質に照射するガスの種類・混合比率も独自に見いだした。

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