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岡山県、時短や外出自粛要請拡大 「まん延防止」も申請

岡山県は12日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、感染状況の判断を最も深刻な「ステージ4」に引き上げ、感染拡大を防ぐための新たな協力要請を決めた。岡山市と倉敷市全域を対象に飲食店などに営業時間を午後8時までに短縮し、酒類を終日提供しないよう求める。岡山県全域では日中も含めた不要不急の外出自粛を要請する。同日「まん延防止等重点措置」の適用を政府に申請したことも表明した。

伊原木岡山県知事は「これまで以上に厳しい要請を行わざるを得ない」と話した(12日、県庁)

岡山県では5月5日から11日の1週間で、国が定める病床使用率などの指標がすべて「ステージ4」に該当した。これまでは岡山市中心部の飲食店の時短や県民の夜間の不要不急の外出自粛を求めていたが、より強い要請を5月14日から31日まで出す。

岡山市と倉敷市では、飲食店への協力要請に応じた店舗には売り上げに応じて1日2万5000円以上の協力金を支給する。映画館などの集客施設にも午後8時までの時短や酒類の提供を控えることを依頼する。

伊原木隆太知事は「(まん延防止措置が)適用される、されないにかかわらず、我々の方でメニューをそろえて実行することにした。大阪・兵庫と同じような状況になってしまった以上、これだけ強い対応をとらざるを得ない」と話した。

19日と20日に実施予定の東京五輪の聖火リレーは、県内の公道ではすべて実施しないと決めた。無観客の会場でトーチでの聖火の受け渡しや距離を短縮したリレーをする方針で、大会組織委員会と協議を進めている。

また、岡山県は5月末まで、岡山後楽園などの県有の施設を13日以降順次休館させると決めた。県立学校は公式の大会を控える部以外は部活動をしない対応をとる。

大森岡山市長は感染防止対策の徹底を呼びかけた(12日、市役所)

岡山市も12日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、独自の対策として、市が持つ岡山城天守閣などの観光施設やスポーツ施設を31日まで順次休館することなどを決めた。大森雅夫市長は「これ以上の感染拡大を食い止める必要がある」とし、政府へのまん延防止等重点措置適用の要請については「県として受け止めていただいてありがたい」と話した。

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