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山梨中央銀行、コア業務純益54%増 4~9月期

山梨中央銀行が11日発表した2022年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比72%増の29億円だった。銀行単体の本業のもうけを示すコア業務純益(除く投資信託解約損益)は54%増の56億円。田中教彦常務は「静岡銀行との包括業務提携が法人向け貸出金利息の増加に寄与した」と述べた。

売上高にあたる連結の経常収益は23%増の289億円、経常利益は64%増の44億円。静岡銀との連携でストラクチャードファイナンス(仕組み金融)が増えたほか、県内の半導体関連企業などの設備投資も旺盛で貸出金利息が増加した。保有債券の入れ替え売買も収益増につながった。

9月末の貸出金残高は前年同期比12%増の2兆1405億円となった。総預金残高も個人・法人預金の増加などで同3%増の3兆5187億円だった。

23年3月期の連結業績予想は、純利益を前期比1%増の43億円と前回5月の公表数値を据え置いた。経常利益については米国金利の上昇などで外貨調達コストや与信コストの増加を見込み、同2%減の65億円と前回予想の67億円から下方修正した。

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