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都内ワクチン供給、10月前半までに12歳以上の半数カバー

東京都は10日までに9月から10月前半までの区市町村への新型コロナウイルスワクチンの割り当てを公表した。9月中の米ファイザー製ワクチンの配分は計876箱(約102万回)と8月の1959箱から6割減少するものの、10月前半までに接種対象の12歳以上人口の半数に2回接種するのに必要なワクチン量を届けられるという。

都は区市町村に配るワクチンとして9月から10月前半までに国から2週間おきに438箱ずつ計1314箱を受け取る。このうち8割を12~64歳の人口に応じて割り当てた。残りはこれまでの配布実績から人口比で割り当てが少ない自治体に配る。9月後半以降の割り当ては見通しとした。

政府からのワクチン供給ペースが減速したのを受け、都内自治体は接種計画の見直しを進めている。世田谷区は今回の割り当てを受け新規予約の再開を検討するが、「2回目の接種用に確保する必要もあり、新規予約をどれだけ受けられるか見極めが難しい」と話す。

都は9月前半に大規模接種会場用として278箱のファイザー製ワクチンを国から受け取る。自治体への供給量が大幅に減るのを受け、8月に続いて大規模接種用のワクチンを自治体に再配分することも検討している。

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