採石場で滑空体験 宇都宮・大谷にアトラクション

宇都宮市の名産「大谷石」の販売や施工を手がけるKANEHON(カネホン、同市)は、ワイヤを伝って滑り降りるアトラクション装置「ジップライン」を、大谷地区にある「カネホン採石場」に設置した。大谷石を採掘する巨大な岩肌を眼下に、滑空するスリルを体験できる。
ジップラインの名称は「ハヤブサ」。ヘルメットやゴーグルなどの安全装備を着け、長さ200メートル、高低差20メートルを一気に滑り降りる。料金は1回2000円で、入場料として別途800円が必要。施設は土日祝日のみ午前10時~午後4時に営業する。場内でピザ焼きや工芸体験もできる。
本格稼働は19日からだが、プレオープン期間としてすでに運用を始めており、13日までは1500円(入場料別)で体験できる。利用できるのは年齢10~70歳、体重40~90キログラム、身長140~185センチメートルの人。高橋卓社長は「ジップライン体験を通じて、大谷石の魅力や歴史を知ってもらうきっかけにしたい」と話す。
