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茨城、「キャンプ先進県」へ官民結束 マナーの教科書も

コロナ禍に伴うアウトドア人気を受け、茨城県の官民が秋冬キャンプの普及に力を入れている。県が11月上旬に主催した大型イベント「イバラキ・キャンプ・オータム・フェスタ」にはアウトドア用品店や飲食店など40弱の企業・団体が参加した。初心者ら向けの冊子も民間主導で用意し、マナーの面でも「キャンプ先進県」を目指す。

県主催で初の大型キャンプイベントを6、7日に開いた。会場はメインの涸沼自然公園(茨城町)とサテライトの大洗サンビーチキャンプ場(大洗町)、しもはじ埴輪キャンプ場(茨城町)。県によると10月2日に宿泊予約の受け付けを始め、3会場で用意した計約180組分が即日埋まった。6、7日は日帰りを含め計約3000人が訪れた。

涸沼自然公園にはアウトドア店や飲食店、自治体のブースが並び、家族客らが買い物やゲーム、食事を楽しんでいた。アウトドア店、ナムチェバザール(水戸市)の和田幾久郎社長は「様々な業界の人が集まると新しい発想が出やすい」と話す。大洗サンビーチキャンプ場を運営するNPO法人、大洗海の大学はイベントにあわせて宿泊客向けに漁師を体験できる企画も催した。

最近は初心者らの間でたき火やゴミのマナー違反も多い。大洗海の大学の事務局長を務める光又新二さんが中心となり、マナーとルールをまとめた冊子「キャンプの教科書」を作成した。通常は350円で希望者に販売するが、イベントでは宿泊客とアンケートに回答した人に計約500部を配布した。

冊子ではグッズの選び方やキャンプ場のガイドのほか「出しっぱなしの食べ物は格好の餌食」「地球をヤケドさせないで」などわかりやすい言葉で解説している。

茨城は海や山、川や湖に恵まれ、キャンプ場の数は全国トップ級とされる。県は「秋冬は混雑が少なく雪がほとんど降らない」(観光物産課)といった利点を訴え、観光客の少ないシーズンにキャンプの誘客を進めている。2022年1月にも規模を抑え、2カ所程度でのイベントを計画中だ。

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