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長野の英幸テクノ、研究強化へファンドから5000万円調達

通信技術の研究開発をする英幸テクノ(長野県諏訪市)は10日、社債や増資で5000万円を調達した。同社は屋内で高速通信規格「5G」などの電波が届きにくい課題を解決する技術を研究する。集めた資金は試験環境を整備する費用などに振り向け、研究開発体制を強化する狙いだ。

英幸テクノは、障害物を通しても高周波帯の電波が届く技術を開発する

八十二銀行などが運営する「八十二地域産業グロースサポート2号ファンド」が、英幸テクノに投資をした。同ファンドによる案件としては、同社で4件目となる。

英幸テクノは2019年7月の創業。同社によると、5Gなどの高周波帯の電波は窓ガラスなどの障害物があると、屋内に届きにくくなる性質がある。同社では特殊な素材を活用して、屋内でも電波が届く技術を開発している。既に大手ゼネコンや通信キャリアとも実用化に向けた実験などを進めており、「早ければ1年以内にも事業化したい」(安川昌昭代表取締役)としている。

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5Gとは
現行の「第4世代(4G)」の最大100倍の速さの次世代通信規格。毎秒10ギガ(ギガは10億)ビットの最高速度はアナログ方式だった1980年代の第1世代の100万倍。2時間の映画を3秒でダウンロードできる。米国と韓国の通信大手が世界に先がけて商用サービスを始めた。

1Gから4Gへの進化は主に速さの向上だった。5Gは「多数同時接続」「超低遅延」という特徴が加わる。たとえば自宅で約100個の端末やセンサーを同時にネット接続できる。利用者が通信の遅れを意識することは格段に減る。

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