/

千葉県21年度、歳出入ともに過去最大 コロナ禍が影響

千葉県は10日、2021年度一般会計の決算見込みを公表した。歳入は20年度比15.3%増の2兆5386億円、歳出が同16.5%増の2兆5030億円と、いずれもこれまで最高だった20年度を上回り過去最大となった。新型コロナウイルス対策の事業費が5953億円と20年度を3割強上回り、これを裏付ける国庫支出金も膨らんだ。

歳入では県税が10.2%増の9124億円と過去最高だった。企業業績の回復に伴い法人2税が伸びたほか、株価の上昇で個人県民税の株式等譲渡所得割が増収となった。地方消費税も原油価格の高騰で輸入額が過去最高となった影響で増えた。国庫支出金はコロナ対策の交付金を中心に約1.5倍。地方交付税は34.0%増だった。

一方、歳出は飲食店などの営業制限へ協力金が20年度の6.7倍、医療機関の病床確保へ補助金が1.8倍などコロナ関連の事業費が拡大し、これらを含む補助費等が38.8%増えて1兆円強となった。人件費は給与改定の影響などで2.4%減の5141億円だった。

歳入から歳出と翌年度への繰り越し財源、国庫返還分を差し引いた実質収支は82億円となり、18年連続で黒字を維持した。借金にあたる県債残高は3兆656億円で、前年度と比べ微減だった。高いほど財政が硬直的とされる経常収支比率は84.8%と13.4ポイント改善した。

県は21年度の決算見込みを踏まえて東京五輪・パラリンピック開催に伴う県関係の総経費も取りまとめた。14~21年度で総額が155億円と、180億円程度としていた見込額を約25億円下回った。コロナに伴う関連事業の縮小や中止が影響した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
■ワクチン・治療薬 ■国内 ■海外 ■感染状況 ■論文・調査 ■Nikkei Asia

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン