柏崎刈羽原発7号機の溶接不備、再施工6月中完了へ

東京電力ホールディングスは、柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)6、7号機の消火設備の配管で不適切な溶接があった問題で、7号機の計1580カ所の溶接作業が6月中に終了すると発表した。6号機の計1251カ所も同様に再施工する方針だ。
7号機の再施工は2022年1月から実施し、対象全体の94%にあたる1486カ所の再施工が6月4日時点で終了したという。
東電は21年7月、不適切な溶接を6号機で確認したと発表。同12月には7号機でも同様の不適切な溶接があったと発表している。
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