北都銀行、秋田県産リンゴのタイ輸出を支援
フィデアホールディングス傘下の北都銀行は秋田県や生産者、仲卸業者と連携し、県産リンゴ「秋田紅あかり」の輸出を支援した。タイのバンコク市内にある卸売市場、日系食品スーパーで2022年12月16~18日に販売。今回はオンラインによる事前予約も受け付け、合わせて175キロを取り扱った。
グループ会社のフィデア情報総研(秋田市)が県の委託を受け、リンゴの評価や消費者の嗜好、価格について市場調査。県産果実の輸出拡大に役立てる狙いで、北都銀は今後もバンコク事務所を足がかりに東南アジアへの輸出を支援していく。
秋田紅あかりは「王林」と「千秋」を掛け合わせた品種で、県が05年に品種登録した。大玉で濃い紅色をしており、甘みが強いという。

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