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東海第2原発の安全対策工事、周辺首長が視察

東海第2の防潮堤の工事現場を視察する首長ら(12日、茨城県東海村)

茨城県東海村と周辺5市で構成する原子力所在地域首長懇談会は12日、日本原子力発電(原電)東海第2原子力発電所(茨城県東海村)の安全対策工事を現地視察した。防潮堤などの工事現場を視察して、原電との意見交換を行った。

東海村の山田修村長は視察終了後、「想像した以上に工事は進んでいた」と振り返った。意見交換では首長側から原電に対して、避難計画の実効性確保のため事故の想定シナリオの提供を求める意見が出たと明かした。

首長懇談会として具体的な要請をするかは今後調整する。東海第2については、3月に水戸地裁が避難計画の不備を指摘する判決を出している。

首長らが安全対策工事を視察するのは初めて。原電の村部良和・東海事業本部長は終了後、「肌で感じてもらえたのは大事なステップ」と話した。

防潮堤については、最大17メートルの津波を想定して高さ20メートルの防潮堤を整備中で、約60メートルの深さの岩盤まで鋼管杭を打ち込む作業が行われている。

予定する約600本のうち64本の地下部が設置済みで、設置途中の鋼管杭を見ながら原電の担当者が工事の進捗などを説明した。首長らからは作業の進め方やスピードについて質問があった。

東海第2の高圧電源装置置き場を視察する首長ら(12日、茨城県東海村)

高圧電源装置置き場については、地下約20メートルまで掘削が進む様子を視察した。最終的には地下約30メートルまで掘削して地下に淡水貯水槽と軽油タンクを設置する。電源装置は地上部の標高11メートルの地点に設置する。

原電は東海第2について、2022年12月までの完了を目標に新規制基準に基づく安全対策工事を進めている。

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