静岡・磐田で「産業振興フェア」 脱炭素・ロボなど展示
静岡県磐田市、磐田商工会議所、磐田市商工会が主催する産業展示会「産業振興フェアinいわた」が11~12日にアミューズ豊田(磐田市)で開かれる。基調講演では、温暖化ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルへの挑戦をテーマとする。産業構造転換期への対応を急ぐ磐田や隣の浜松市など県西部の企業のニーズに応える。
2022年は前年に比べ4割多い165の企業・団体が出展を予定する。21年は新型コロナウイルス感染防止対策から出展者数を117社に減らしていた。ヤマハ発動機やスズキなど大企業のほかおもに県内の中小企業が、脱炭素や次世代自動車、ロボット、光、植物由来の先端素材「セルロースナノファイバー(CNF)」などの技術をアピールする。
基調講演ではENEOSや自動車用触媒大手のキャタラー(静岡県掛川市)などがカーボンニュートラルに向けた取り組みについて話す。
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