新潟市、「電子図書館」を開始 16日から
新潟市は16日から市民向けの電子図書館サービスを始める。新型コロナウイルス禍で来館が難しい人や活字での読書が難しい人に向け、本を読める機会を整備する。小説や実用書、絵本など、電子書籍約3000点を読めるようにする。タイトル数も随時増やしていく。
事業費は2000万円で、国からの臨時交付金が財源となっている。日本語音声の読み上げや文字の拡大に対応した電子書籍もあり、小さい文字を読むのが難しい人なども楽しめるようにしている。新潟市が導入するのは初めて。
利用者は市内在住や在勤、在学する人が対象で、新潟市の図書館の貸し出しカードとパスワードが必要となる。パソコンやスマートフォンなどから新潟市の図書館ホームページにアクセスして本を借りられる。貸し出しは3点までで、2週間で自動返却される。