アシアナ航空、ソウル―仙台線を4月28日に再開

韓国のアシアナ航空は9日、新型コロナウイルス禍により運休しているソウル(仁川)―仙台間の定期便を4月28日に再開すると表明した。同社の姜柱溶(カン・ジュヨン)日本地域本部長が宮城県庁を訪れ、村井嘉浩知事に伝えた。約3年ぶりの再就航で、仙台空港にとっては台湾の台北線に続いての路線再開となる。
運航するのは火曜、金曜、日曜の週3往復便で、いずれも午前9時台に仁川空港を出発し、正午前に仙台空港に到着。折り返しの便は昼すぎに仙台を飛び立ち、午後3時台に仁川に戻る。機体は定員174人のエアバスA321型機を使用する。
村井知事は「日韓の若い人たちの懸け橋となる路線だ。交流人口の増加に向けて伸びしろは大きい」と歓迎。姜本部長は「ソウルと東北を結ぶ重要路線であり、使命感を持って運航する」と応じた。
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