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ごみの少なさ、東北は小規模自治体上位 対策きめ細かく

データで読む地域再生 東北

(更新)
<訂正>2021年7月10日午前5時公開の「ごみの少なさ、東北は小規模自治体上位 対策きめ細かく」の記事中、「排出量が最も少なかったのは宮城県大河原町」とあるのは「宮城県七ケ宿町」の誤りでした。大河原町のごみ排出量は958㌘でした。

東北6県の市町村ごとに1人1日あたりのごみ排出量をみると、少ない順で上位にはごみの減量にきめ細かく取り組む小規模な自治体が並んだ。ごみの減量は「住民の理解と協力がカギ」(岩手県軽米町)となるためだ。規模が大きな自治体も地道な対策が必要となりそうだ。

福島県中島村などで構成する白河地方広域市町村圏整備組合の処理施設(福島県白河市)

環境省がまとめた一般廃棄物処理の実態調査(2019年度)について東北各県の市町村をみると、排出量が最も少なかったのは宮城県七ケ宿町の同600グラムだった。

排出量が4番目に少ない福島県中島村では、ごみを有料の指定袋に入れて出す必要がある。30リットル袋の価格は燃えるごみで1枚あたり約42円。一方でカンやビンなどを資源ごみとして出すときの袋は約12円にした。

中島村などの市町村が共同でごみを処理する白河地方広域市町村圏整備組合では「ごみ減量には排出実態に合わせたきめ細かい配慮が必要」とみる。

人口約1万3千人の山形県白鷹町も、小回りが利きやすいことを生かして工夫を重ねる。生ごみ処理機への補助に加え、有機肥料を発酵させた「ぼかし」と呼ぶ肥料の作り方を町民に伝えている。

小型家電と古着は年3回リサイクル収集を実施し「古着は南の島などに送っている」(白鷹町)。5月に実施した今年1回目の収集には200台以上の車が集まるなど「町民の関心は高い」。

ごみの排出量は観光客などの交流人口が多ければ減りにくい傾向がある。福島県の代表的な観光地の猪苗代町の排出量は同1200グラムを超える。

都市部では回収拠点を設置する場所の制約が大きいほか、子育て世帯が多いベッドタウンもごみの排出量は多めだ。自治体ごとの実情に合った工夫が求められている。

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