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茨城の港湾、20年は取扱貨物12%減 鹿島港の減少響く

常陸那珂港区では新たなコンテナ航路が7月から開設され、利用拡大が期待される(7日)

茨城県内重要港湾の2020年の取扱貨物量(速報値)は、前年比12.1%減の8422万9千トンだった。とりまとめた県によると、9千万トンを下回るのは15年以来5年ぶり。茨城港が伸ばした一方、鹿島港が落ち込んだ。コロナ禍で鉄鋼などの生産が低調だったことが影響した。

鹿島港では、日本製鉄が東日本製鉄所鹿島地区で20年4月から21年1月まで高炉1基を一時休止していた。石油化学コンビナートの生産も低調で、取扱量は前年比21.3%減の4850万1千トンだった。

茨城港は、前年比4.6%増の3572万8千トン。このうち日立と常陸那珂の両港区では、取扱量が過去最高だった。日立港区は、19年10月から営業運転を開始した神戸製鋼所の真岡発電所(栃木県真岡市)向けの液化天然ガス(LNG)輸入量が増加した。常陸那珂港区ではモータープールが20年7月に拡張され、完成車輸出が好調だった。

常陸那珂港区は、コンテナ取扱量も前年比7.8%増の4万7539TEU(TEUは20フィートコンテナ換算)と過去最高。外航航路の充実や京浜港から混雑回避のシフトが進んだことに加えて、世界的なコンテナ不足で同港区に滞留する空コンテナの回送が増えたことが影響した。

大洗港区は、北海道と結ぶフェリーの利用者は前年比4割減だったが、巣ごもり需要で冷凍食品や通販商品の輸送が堅調で貨物量は横ばいだった。

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