浜松商工会議所、新副会頭にソミック石川会長ら内定
浜松商工会議所は8日、11月からの新しい執行部体制を内定したと発表した。新副会頭に自動車部品を製造するソミック石川(浜松市)の石川雅洋会長と、浜松いわた信用金庫(同)の平井正大専務理事の2人を任用する。任期は2025年10月末までの3年間。11月1日に開く臨時議員総会を経て正式に就任する。
副会頭は小楠倶由氏(小楠金属工業所会長)が10月末で退任するほか、1人分が空席となっていた。このほか監事には、役員定年で退任する初沢明博氏(ハマネツ相談役)の後任に渡辺記余子氏(ヨシケイ浜松会長)を任用する。監事に女性が就くのは初めてという。
記者会見した斉藤薫会頭(遠州鉄道会長)は「人選にあたり、業界のバランスを考慮した」と説明。「先行きが見通せない経済状況が続くが、経済界としてどんな対応ができるか試されている」とし、新体制で臨む次の3年間へ意欲を示した。

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