太陽工機、税引き利益微減 22年12月
太陽工機が8日発表した2022年12月期の単独決算は、税引き利益が前の期と比べ微減の4億4000万円だった。金属など原材料の高騰や電子部品の調達難が影響した。売上高は35%増の90億円、営業利益は4%増の6億2100万円だった。
受注高は国内で高水準を維持したほか、中国からの受注が好調で過去最高だった。業種別では、半導体やロボット関連などからの受注が増加した。
23年12月期の通期業績予想は、税引き利益が前期比59%増の7億円、売上高は同11%増の100億円を見込む。22年に実施した価格改定の効果が出ると予想する。